患者さんを中心とした医療の質の向上をめざします

子ども療養支援士

子ども療養支援士

「子ども療養支援士」をご存知ですか?
医療を受ける子どもたちの不安に寄り添い、気持ちの緩和やストレスの軽減など心理的ケアを行うスペシャリストです。
子どもであっても自分が受ける医療を分かることは、病気に立ち向かうパワーにつながります。
たとえば採血検査では、「こわい」「いたい」という不安を受け止めて、それぞれの子どもたちに合わせ、ぬいぐるみや写真、ときには本物の医療器具を使って説明し、乗り越える方法を考えます。ゴロンと寝転がって受けるか、座って受けるかDVDを観ながら受けるかなど、“一緒に決める”ことがポイントです。
子どもが納得し処置を終えると、「できた!」「がんばった!」という気持ちに繋がります。

キラリ!子ども療養支援士のご紹介

当院には2名の子ども療養支援士が活躍しています。共通の思いは“子どもたちを病院嫌いにさせないこと”。
病気と戦っている子どもたちの強い味方です!

「病院」とはどんなイメージですか?
病院には、子どもたちのことを大切に思う人がたくさんいて、体調が悪いときやけがをしたときに治してくれます。それでも、何をするかがわからないことは恐怖であり、子どもたちも「知りたい」と考えています。
私たちは遊びをとおして、病院にいても子どもたちがその子どもらしく過ごせる時間を大切にしています。子どもたちが意見を尊重されていると感じ、スタッフと信頼関係が築けたとき、処置や検査で子どもの力が発揮されるのではないでしょうか。
病院が子どもにとってやさしい環境になるように、がんばって活動しています。お家ででも病院とはどんなところか、一度お話してみてください。

子ども療養支援士 藤川・橋本